“波手摺”の読み方と例文
読み方割合
なみてすり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「本舞台向ふ黒幕、通しの波手摺なみてすり、下手に葭簀張りの出茶屋、畳みたる道具、床几二脚程重ねあり、前側葭簀立廻しあり、此の側に永代両国乗合船の立札、側に船板の崩れ、櫂の折れなど積みあり、上の方松の立木、同じく釣枝、総て八つ山下、夜の模様」
山の手歳事記 (新字旧仮名) / 正岡容(著)