沢山たっぷり)” の例文
旧字:澤山
事務に懸けては頗る活溌かっぱつで、他人の一日分沢山たっぷりの事を半日で済ましても平気孫左衛門、難渋そうな顔色かおつきもせぬが、大方は見せかけの勉強ぶり、小使給事などを叱散しかりちらして済まして置く。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
色ある花は匂い失せず、色気沢山たっぷりでございます。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)