江淮こうわい)” の例文
輸送が江淮こうわいかんに限られず、供給のますます豊富になって後まで、価値のようやくいやしきを思いつつも、なお莫大なる輸出をしていたのが、この洋上の小王国であった。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
『松屋筆記』六五に『二十二史箚記さっき』三十巻、元の順帝の至正十一年、〈韓山の童となえて言う、天下大いに乱れ、弥勒仏下生すと、江淮こうわいの愚民多くこれを信ず、果して寇賊蜂起し
弟の襄成王じょうせいおう舟師しゅうしを率い、江淮こうわいに向かって東下した。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
甲「江淮こうわい四幇です」(幇には皆名がある)