“水仕業”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずしわざ42.9%
みづしわざ42.9%
みずしごと14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ああ、おすまには済まなかった。七年の間ろくろく着物を一枚着せず、いつも襷掛たすきがけけの水仕業みずしわざばかりさせていた」
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
而して馴れぬ水仕業みづしわざに可憐な妹の指が次第に大きく醜くなつてゆきますといふ事であつた。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
もうこのごろは、水仕業みずしごとに馴れているとはいっても、月輪の前関白家さきのかんぱくけに生れて、まったく深窓しんそうにそだった彼女が——と思うと
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)