“気風”のいろいろな読み方と例文
旧字:氣風
読み方割合
きふう44.4%
きっぷ44.4%
きもち11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四十年来の閲歴えつれき聞人達もんじんたち気風きふう呑込のみこみたれば、たゞ諸名家しよめいか御休息所ごきうそくじよを作り、御褒美ごほうびにはうめぽんづゝうゑくだされと、かね卑劣ひれついでざる名案めいあんうめぽん寄附主きふぬし
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
本来、さばけた気風きっぷを持っていたお雪ちゃんは、長浜へ近く、ようやく人の眼と口とに慣らされてくると、もう全く度胸が据ってしまいました。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
貴下あなた吾々同胞わたくしたち気風きもちに対して特別に深い、行き届いた理解力を持っておいでになるのに原因していることが、ハッキリと私に首肯うなずかれましたので
死後の恋 (新字新仮名) / 夢野久作(著)