トップ
>
気疎
ふりがな文庫
“気疎”のいろいろな読み方と例文
旧字:
氣疎
読み方
割合
けうと
88.9%
けぶた
5.6%
ケウト
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けうと
(逆引き)
此
夜
(
よ
)
さや、夜鳥も啼かず、藪かげの
隣
(
となり
)
の寺もしんしんと雨戸
鎖
(
さ
)
したれ。時として川瀬の
音
(
おと
)
の浪の
音
(
ね
)
と響き添ふのみ。それもただ遠し、
気疎
(
けうと
)
し。
観想の時:――長歌体詩篇二十一――
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
気疎(けうと)の例文をもっと
(16作品)
見る
けぶた
(逆引き)
これも日頃
気疎
(
けぶた
)
しと思ふ、黄金
奴
(
め
)
を亡き者にしたれば、胸にこだはる雲霧の、一時に晴れし故なるべし。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
気疎(けぶた)の例文をもっと
(1作品)
見る
ケウト
(逆引き)
花に縁遠い日ざしも、時としては、二三の茅屋根に
陽炎
(
カゲロフ
)
をひらつかせることもあつた。
気疎
(
ケウト
)
い顔に、まぢ/\と日を暮す、日なたぼこりの年よりの姿が、目の先に来る。其は
譬喩
(
タトヘ
)
ではなかつた。
山のことぶれ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
気疎(ケウト)の例文をもっと
(1作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
疎
常用漢字
中学
部首:⽦
12画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
“気疎”のふりがなが多い著者
巌谷小波
伊東静雄
中村清太郎
徳永直
水野葉舟
徳田秋声
有島武郎
正宗白鳥
梶井基次郎
柳田国男