気乗きの)” の例文
旧字:氣乘
「どうしたのですか? おとうさん。」と、息子むすこは、なにをいっても、父親ちちおや気乗きのりをしないので、心配しんぱいしてうたのでありました。
山へ帰りゆく父 (新字新仮名) / 小川未明(著)
どうせそれが頭にあるから壺穴までそんな工合ぐあいに見えたんだと思いながら、あんまり気乗きのりもせずにそっちへ行ってみました。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
前回ぜんかい竜宮行りゅうぐうゆきのおはなしなんとなく自分じぶんにも気乗きのりがいたしましたが、今度こんどはドーも億劫おっくうで、おくれがして、ろうことなら御免ごめんこうむりたいようにかんじられてなりませぬ。