毒婦どくふ)” の例文
宝石王玉村家の令嬢と持てはやされ、女王の様にふるまっていた妙子が、又、稀代きだい毒婦どくふとして、世間を、警察を、思うがままに飜弄していた彼女が、この服罪は余りと云えばみじめであった。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
毒婦どくふわらこいやり
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)