“欧州”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうしゅう66.7%
ヨーロッパ33.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学者は社会の進歩の秩序ちつじょとして、団体観念から個人関係に移って行くと説く人もあるが、欧州おうしゅうの進歩は果たしてそういう形跡を現している。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
「ええ、いつかの望遠鏡ですか。まだ来ないんです。なかなか来ないです。欧州おうしゅう航路は大分混乱してますからね。来たらすぐ持って来てお目にかけますよ。土星のなんかそれぁ美しいんですからね。」
土神ときつね (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
すなわちニーチェが耶蘇教やそきょう奴隷どれいの道徳と悪口あっこうしたのも無理ならぬことで、現時げんじの戦争にも現れているとおり、基督キリストの言葉が決してそのままに行われておらぬ、むしろその反対の勇猛ゆうもうなる教旨きょうしが、耶蘇教やそきょう以前より一貫して欧州おうしゅう盛行せいこうしている。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
勿論此は、其の少年一人の仕事ではないのです、日本のように欧州ヨーロッパから遠く離れて、今度の恐ろしい大戦争の苦しみを余り受けなかった国では、左程ではありませんが、私の居りました時分の米国では、一先ず大戦乱が終った後の始末で、非常に沢山の事業が計画されて居りました。
私の見た米国の少年 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)