“機杼伊”の読み方と例文
読み方割合
きじょい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「二十九日。微雨。午ニ近クせいヲ放ツ。八丁目ニいたル。民舎ノ機杼伊きじょいトシテ相響ク。コノ間古昔信夫しのぶ文字摺もじずりヲ出セシ所。今ニ至ルモ蚕桑ヲ業トシ多ク細絹ヲ産ス。(中略)桑折ノ駅ニ宿ス。」
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)