標点しるしづ)” の例文
かつて自分の眼光を射て心霊の底深く徹した一句一節はむなしく赤いすじ青い棒で標点しるしづけられてあるばかりもはや自分を動かす力は消え果てていた。
小春 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)