“榊原”の読み方と例文
読み方割合
さかきばら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「妹に、気がねなんか、いりやしない。お里だって……ほんとのこというと、榊原さかきばら健吉の、おめかけみたいなものになってるんですからね」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
榊原さかきばら運転士は、の達者な者四人をつれて、ごくろうだが、伝馬船てんませんで、岩まで引き返して、三角いかだに荷物をつみ、ここへひいてきてくれ。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
小出信濃守こいでしなののかみの邸の前を通って、榊原さかきばら式部少輔の邸の横を抜けて、一ツ橋御門を中へ入れば一ツ橋中納言家のお邸となる。
生死卍巴 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)