“楊国忠”の読み方と例文
読み方割合
ようこくちゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四夷しいを平らげ、天下を治め、兵農を分ち、悪銭を禁じ……と来たまではよかったが、楊貴妃に鼻毛を読まれて何でもオーライで、兄貴の楊国忠ようこくちゅうを初め
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
『唐代叢書』五冊に収めた『開元天宝遺事』に、〈楊国忠ようこくちゅう出でて江浙に使し、その妻思念至って深し、荏苒じんぜん疾くなり、たちまち昼夢国忠と○、因って孕むあり、後に男を生みと名づく
楊国忠ようこくちゅう楊貴妃ようきひちゅうに伏す……と年代記に在る
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)