“検非違使庁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けびいしちょう40.0%
けびいしのちょう40.0%
けびいしちやう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また検非違使庁けびいしちょうには、布十五反以上を盗んだものは、律ではしばり首、格では十五年の使役という擬文律があるが、それでは聖叡にそわないから、死罪はないことにし
無月物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
いや、その検非違使庁けびいしのちょうのうちでも、おりおり、鶏の蹴合けあう叫びを聞くといううわさすらあるちまただった。
鉾持(放免) 放免とは検非違使庁けびいしちやう下部しもべにて、元来罪人の放免せられしものを用ひて、盗賊の追捕囚禁などに従事せしめしものなり。
放免考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)