“椎森”の読み方と例文
読み方割合
しいもり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
裏の行きとまりに低い珊瑚樹さんごじゅ生垣いけがき、中ほどに形ばかりの枝折戸しおりど、枝折戸の外は三尺ばかりの流れに一枚板の小橋を渡して広い田圃たんぼを見晴らすのである。左右の隣家は椎森しいもりの中にかや屋根やねが見える。
春の潮 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)