桃甫たうほ)” の例文
宿屋で三人で飯を食つてると更に伊予日々の阿部君といふのと洋画家で学校の先生を勤てる桃甫たうほ君といふのが訪ねられた。これもこつちを名士扱ひにしてその実漫画家見物に来た連中ぢやないかね。
坊つちやん「遺蹟めぐり」 (新字旧仮名) / 岡本一平(著)