トップ
>
松皮疱瘡
>
まつかははうさう
ふりがな文庫
“
松皮疱瘡
(
まつかははうさう
)” の例文
吉三郎はさう言つてプツリと口を
緘
(
つぐ
)
みました。
松皮疱瘡
(
まつかははうさう
)
でひどい
大菊石
(
おほあばた
)
、まだ若い盛りを何といふ
醜
(
みにく
)
い顏でせう。
銭形平次捕物控:081 受難の通人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
松皮疱瘡
(
まつかははうさう
)
で、鼻筋が無くて、眼が少しあかんべイで、その代り身體は大變だ相ですよ。いきなり二段目へ突き出しても、柄だけは恥かしくなからうといふ
代物
(
しろもの
)
で」
銭形平次捕物控:281 用心棒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
下男の熊吉、——こいつは五十そこ/\だが、生れたまゝの獨り者で、尤も
松皮疱瘡
(
まつかははうさう
)
で二た目とは見られない顏だが、道場の誰れ彼れに聽いて見ると、正直者で通つてゐるといふことです。
銭形平次捕物控:106 懐ろ鏡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
皮
常用漢字
小3
部首:⽪
5画
疱
漢検1級
部首:⽧
10画
瘡
漢検1級
部首:⽧
15画
“松皮”で始まる語句
松皮