“松丸太”の読み方と例文
読み方割合
まつまるた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小学校を出るとすぐ、多分その年の夏時分だったろう、祖母は裏の物置小屋の土間に松丸太まつまるたかなんかで床をつくり、その上に二、三枚の古畳ふるだたみを敷いて、それを私の部屋にあてがった。
なわけきれたか、すぐそばへ、火のをちらして落ちてきた一本の松丸太まつまるた
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)