“杣口”の読み方と例文
読み方割合
そまぐち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日、叔父は杣口そまぐちの祖母をつれて小松屋に来た。そして浜松までの切符を二枚買って、私と祖母とを汽車にのせた。
私は杣口そまぐちの母の実家に帰って来た。けれど、父の家が私の家でなかったように、ここもまた私の真の家ではなかった。私は三界さんがいに家なきあわれな居候いそうろうにすぎなかった。