条件じょうけん)” の例文
旧字:條件
「ううん、ううん」やっとかれらは水の中に罪人をほうりこむだけはしないことにしたが、それには一つの条件じょうけんがついた。
そして、勝ちきでは勝敗しょうはいに果しがないから、おのおの一番勝負として、点数てんすう勝越かちこしのほうのものが咲耶子さくやこの身を引きとるというやくそくを条件じょうけんにかぞえてある。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
旧藩士きゅうはんしの子弟の中に現在中学一年生で成績優等のものはないかとのおたずねでございます。わしは方々問いあわせましたが、きみのところがいちばんよく条件じょうけんにかなっています。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
そのかわり、ひとつだけ条件じょうけんがある。おかみさんが子どもを生んだら、その子をわしにくれなければいけない。その子はしあわせにしてやろう。わしが母親のようにめんどうをみてやるよ。
「むろん、伊那丸をったあかつきには、こうしてくれという条件じょうけんもつけてのうえに」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「さて、これで条件じょうけんはすっかりととのったわけだ。わしのむすめは、おまえのつまにしてよろしい。だがな、むこどの、このたくさんの金貨はどこで手にいれたのかね。じつにすばらしいたからものだが。」
「イヤ待った、それには、条件じょうけんがある」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)