札焼ふだやき)” の例文
そして七月か八月頃、自然のお札焼ふだやきが始まるから、その時は、疫病焼のお手つだいに、おまえ方も集まって来い。風のつよい夜、岐阜の諸処から火の手があがる。それがおらせじゃ。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)