未來)” の例文
新字:未来
かれ未來ふうじられたつぼみのやうに、ひらかないさきひとれないばかりでなく、自分じぶんにもしかとはわからなかつた。宗助そうすけはたゞ洋々やう/\の二かれ前途ぜんと棚引たなびいてゐるがしただけであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)