“木間星箱根鹿笛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
このまのほしはこねのしかぶえ66.7%
コノマノホシハコネノシカブエ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
○十一月、新富座の二番目に「木間星箱根鹿笛このまのほしはこねのしかぶえ」を初演。神経病の怪談にて、菊五郎の娼妓おさよ、好評。
明治演劇年表 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
木間星箱根鹿笛このまのほしはこねのしかぶえ」と云ふ脚本中の毒婦は色仕掛いろじかけで欺した若旦那への愛想尽あいそづかしに「亭主があるとけすけに、言つてしまへば身もふたも、ないて頼んだ無心まで、ばれに成るのは知れた事、 ...
虫干 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
此時、二番目の「木間星箱根鹿笛コノマノホシハコネノシカブエ」に出る備前屋倅市松と言ふ役名が芝居番附における、彼の名の初見である。
市村羽左衛門論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)