“木彫人形”の読み方と例文
読み方割合
もくちょうにんぎょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堂の内部は、たたみ二十枚ほど敷ける。と、机と、書箱ほんばこのほか、何もないが、奥の方に、小さな棚が幾だんもあって、それに、さまざまな姿態したいをした木彫人形もくちょうにんぎょうが、五百羅漢ごひゃくらかんのように並んでいる。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)