“木屋町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きやまち75.0%
きやちやう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漱石氏は京都へ来ると、いつも木屋町きやまち大嘉だいかへ泊つたものだ。其家そこへは色々の訪問客と一緒に祇園の芸妓もちよいちよい遊びに来た。
私があの病気に取り憑かれたのは、何でも六月の初め、木屋町きやまちに宿泊して、毎日のように飲酒と夜更かしとを続けて居た前後であった。
恐怖 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
誠に有難ありがたい事で、わたくしもホツといきいて、それから二の一ばん汽車きしや京都きやうと御随行ごずゐかうをいたして木屋町きやちやう吉富楼よしとみろうといふうちまゐりました
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)