“曈々”の読み方と例文
読み方割合
とうとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柔らかな、潤(うるお)いの乏しい、大きく開いた子供の眼は、曈々(とうとう)として上る朝日の光りを避けた。真昼の光りでさえ、この弱い子供の眼は、瞳に映るのを怖れている。
森の暗き夜 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかして商業の太陽は車輪のごとく曈々(とうとう)として中天を軋(きし)り上り、ついに欧州の面目を一変するに至れり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
曈々(とうとう)たる日輪はたるんでいる大空を揺(ゆれ)つつ動いた。長い真昼の間、花の咲いている家は戸が閉っていた。
僧 (新字新仮名) / 小川未明(著)