“暗殺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんさつ42.9%
やみうち28.6%
ころ14.3%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗助そうすけは五六日前にちまへ伊藤公いとうこう暗殺あんさつ號外がうぐわいたとき、御米およねはたらいてゐる臺所だいどころて、「おい大變たいへんだ、伊藤いとうさんがころされた」とつて
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「いや彼は松平家の臣正木作左衛門を暗殺やみうちして立ち退いた奸賊、当方で処分いたすに不審はないはずである。しかし仇討の当日お立会いなさるのはご勝手なれど引渡すなどとは以ての外」
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この頃北京ペキンは物騒であった。政府の高官顕職が頻々として暗殺ころされた。そして犯人はただの一度も捕縛されたことがないのであった。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
(このあいだに暗殺る気かな? ——)
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)