暖炉ペーチカ)” の例文
旧字:暖爐
患者がいなくなるので朝から焚かなかった暖炉ペーチカは、冷え切っていた。藁布団の上に畳んだ敷布と病衣は、身体に纒われて出来た小皺と、垢や脂肪あぶらで、他人が着よごしたもののようにきたなかった。
氷河 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)