書齋しよさいがくをねだつたとき紅葉先生こうえふせんせいが、活東子くわつとうしのために(春星池しゆんせいち)とだいされたのをおぼえてる。……春星池活東しゆんせいちくわつとう活東くわつとう蝌蚪くわとにして、字義じぎ(オタマジヤクシ)ださうである。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)