“日本橋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にほんばし94.4%
あちら2.8%
にっぽんばし2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔は不義の男女を罰するために日本橋にほんばしたもとさらし者にして置いた。それと同じような事さ。どうだろう。今の読者には受けないか知ら。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
日本橋あちらではお客ばかりでゆるゆるおやすみなさるところもござんすまいからね。ええもう、こっちならば何をあそばそうと、目のあいている者はこのばあやばかりでござんす。
と、要は引っ返して日本橋にっぽんばしの方へ、こころもち急ぎ足で行く彼女のあとに追いつきながら
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)