“攻究”の読み方と例文
読み方割合
こうきゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに彼らの論ずるところをはたで聞くと、地質学者ちしつがくしゃ化石かせきを科学的に攻究こうきゅうするごとき調子がある。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
それきり自身は、この奥の書院に端坐して、むずかしい問題で頭をひねっている時の習癖くせで、碁盤を前に、独り碁……と言っても、法どおり石を置いて、攻め手守り攻究こうきゅうしているのではない。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)