“摺木”の読み方と例文
読み方割合
すりこぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
剥いた豆は御覧の通り擂鉢(すりばち)へ入て先ず摺木(すりこぎ)でよく搗砕いてそれから充分に摺潰(すりつぶ)すのですがこれもなかなか骨が折れます。炒りようが悪いほどねばりついて摺れません。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
摺木(すりこぎ)に足が生えたり、破(やぶれ)障子が口を開けたり、時ならぬ月が出(い)でなどするが、例えば雪の一片(ひとひら)ごとに不思議の形があるようなもので、いずれも睡眠に世を隔つ、夜の形の断片(かけら)らしい。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)