“搭乗”の読み方と例文
読み方割合
とうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから目を閉じたいような気持で居りながら、目をらせなかったのだ。その機に搭乗とうじょうしている若い飛行士のことを想像していた。
桜島 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
「いや、もう一つその前に、全国の空軍基地に対し、単座戦闘機たんざせんとうきにゴンゴラ将軍を搭乗とうじょうせしめざるよう厳重げんじゅう命令すべきである」
それは先日新聞社の催しで数名の知名の文士を北半日本のリレー飛行に搭乗とうじょうさせた、そのときの感想を話し合わさせるという趣向なのである。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)