“插楽劇”の読み方と例文
読み方割合
メロドラマ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かき鳴らしたり大袈裟（おおげさ）な插楽劇（メロドラマ）を怒鳴ったりすることが、現代ヨーロッパの音楽のうちで、何ほどのものになるものか！
ジャン・クリストフ：12 第十巻　新しき日 (新字新仮名) ／ ロマン・ロラン(著)
厚顔な衒学（げんがく）的なワグナー派は、新しい插楽劇（メロドラマ）をすべて排斥するだけで満足せず、古い插楽劇（メロドラマ）を飾りたてようとつとめた。
ジャン・クリストフ：06 第四巻　反抗 (新字新仮名) ／ ロマン・ロラン(著)
彼女が若干の歌曲を歌いながら演ずるはずの戯曲のために——一種の詩的插楽劇（メロドラマ）のために、音楽を書こうと空想した。
ジャン・クリストフ：06 第四巻　反抗 (新字新仮名) ／ ロマン・ロラン(著)