“掻網”の読み方と例文
読み方割合
かきあみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さけこゝにいたりて激浪げきらうにのぼりかねて猶予たゆたふゆゑ、漁師れふしどもかり柴橋しばはしかけわたし、きしにちかきいはの上の雪をほりすてこゝに居てかの掻網かきあみをなす。
岸の絶壁ぜつへきなる所は木の根に藤縄ふぢなはをくゝしてたなり、こゝに掻網かきあみをするもまれにあり。
此所はすべてきしそばだちたるゆゑ村のものおの/\岸にかのたなを作りて掻網かきあみをなす。