“掻下”の読み方と例文
読み方割合
かきおろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
板葺いたぶきの屋根の上に降積つたのが掻下かきおろされる度に、それがまた恐しい音して、往来の方へ崩れ落ちる。幾度か丑松は其音の為に驚かされた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)