“拷問”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごうもん81.4%
がうもん17.5%
いた1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「その方の衣服と扇子は、それで判っておるが、そのあまり贓物ぞうぶつは、どこへ隠してある、早く云え、云わなければ、拷問ごうもんにかけるぞ」
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
拷問がうもん牢問らうとひは、牢番與力配下の不淨ふじやう役人の仕事で、手前共手先御用聞の役目では御座いません、恐れ乍らその儀は御容赦を願ひます」
わかってるじゃねえか、顎化あごばけと一騎打ちに行くのだ。……口書くちがき爪印つめいんもあるものか、どうせ、拷問いためつけて突き落したのにちげえねえ。……ひとつ、じっくりと調べあげて、ぶっくらけえしてやろう。
顎十郎捕物帳:05 ねずみ (新字新仮名) / 久生十蘭(著)