拒絶はねつ)” の例文
「子芋が出来ると、親芋の味がなくなります。私は子芋を拵へようとは思ひません。」と親芋のやうな土だらけの頭をつて、きつぱり拒絶はねつけてしまふ事にきめてゐる。
最近匈牙利ハンガリーのブダペストで珍しい事件があつた。それはある寡婦ごけさんが自分に結婚を申し込んだ男を拒絶はねつけたから起きた事なので、男は当年取つて八十九歳の爺さんだつた。