打潰ぶッつぶ)” の例文
五「わし奉公人に違いないが、せんの旦那様に抱えられたゞ、おれ出れば此のうち打潰ぶッつぶれるから出ません」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
屋敷者だから百姓わざは出来やすめえ、そうすれば此の鹽原のうち打潰ぶッつぶれるに相違ねえから、多助さん辛かんべえが辛抱して此のを出ては成りやせんよ、わしも共に貴方あんたと一緒になって
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)