“所刑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しおき62.5%
しょけい37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直樣すぐさまに自ら訴へ主殺しの御所刑しおき願ふ氣なげさよ我が子で有ぞ可愛かあいやといだきも仕度親心立派りつぱな男も三歳兒つごの樣に思はるゝのが子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「それでは親分さん、何分宜しくお願ひ申します。惡い奴でも、肉身の弟に變りは御座いません、決して所刑しおきに上げ度いわけではないのですが——」
その前にも本宮の神官にして、賽銭か何かを盗み、所刑しょけいされし者あり。あるいは言わん、衣食足りて礼を知り、小人究すれば濫するは至当なり。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
あの『綴合於伝仮名書とじあわせおでんのかながき』というのは、いつだったかねえ、お伝の所刑しょけいは九年ごろだったから——十一、二年ごろに菊五郎ごだいめ河竹黙阿弥かわたけもくあみさんに書下かきおろしてもらって
市川九女八 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)