“截石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きりいし75.0%
さいせき25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今廃道同様の運命になつて、花崗石みかげいし截石きりいしや材木が処狭ところせきまで積まれて、その石や木間から、尺もある雑草が離々として生ひ乱れて居る。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
處々にけ出でたる截石きりいしまさおちんとして僅に懸りたるさま、唯だ蔓草にのみ支へられたるかと疑はる。
彼は——シャンテリー、オライオン、ニコラス博士、エピキュラス、截石さいせき法、往来の敷石、果物屋——という風に連想したに相違ないと相手の心を当の相手よりもはっきりと分析する。