“戦語”の読み方と例文
旧字:戰語
読み方割合
いくさがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃までも、武辺者のならいで、飲めばすぐ往来の戦語いくさがたりである。その夜も、客のひとりが云い出した。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
尼子氏などの治乱興亡の戦語いくさがたりを、炉ばたに寄れば、見たこと聞いたこと、幼い者にして聞かせたことであろうし、若い者は、すぐ眼近まぢかにあった、高松城の水攻めの陣だの、その年の本能寺の変だの
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)