つゝしみ)” の例文
新字:
そは婦人をんなつゝしみに於ては、サールディニアのバルバジアさへ、わがかの女を殘して去りしバルバジアよりはるかに上にあればなり 九四—九六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
櫻草さくらさう毛莨うまのあしがた鈴蘭すゞらんつゝしみの足りない接吻せつぷんよりも、おまへたちのはうが、わたしはすきだ。ほろんだ花よ、むかしの花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
神の光や己が微笑ほゝゑみよそはれ、愛のすゝむる諸〻の顏と、すべてのつゝしみにて飾らるゝ諸〻の擧動ふるまひとを見たり 四九—五一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)