“愛蘭土”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
アイルランド92.3%
アイヤランド7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等はスコットランド貴族の誇り高い白い顔と、暗い家の中のふるい肖像画のような、愛蘭土アイルランドの危険人物である、彼女の恋人とを眺めた。
しかし勿論そんなことは一度も口に出したことはなかった。彼は敷島しきしまをふかしながら、当然僕等のあいだに起る愛蘭土アイルランドの作家たちの話をしていた。
彼 第二 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
先生は愛蘭土アイヤランドの人で言葉がすこぶる分らない。少しきこんで来ると、東京者が薩摩さつま人と喧嘩けんかをした時くらいにむずかしくなる。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)