愚哉ぐや)” の例文
愚哉ぐや! 愚哉! ……おれはどこまでも愚物だろう。死のうとしたのも愚だ。死んだら詫びがすむと考えたのも、実に愚だ。——よしっ、誓って生きよう。そして家兄玄徳のために、粉骨砕身する。それこそ今日の罪を
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)