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惹着
ふりがな文庫
“惹着”の読み方と例文
読み方
割合
ひきつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきつ
(逆引き)
「あいつは
己
(
おれ
)
の
財産
(
ざいさん
)
に
惹着
(
ひきつ
)
けられてゐるんだ。」
大久保
(
おほくぼ
)
はいつかさう
言
(
い
)
つてゐたけれど、
竹村
(
たけむら
)
には
其意味
(
そのいみ
)
が
全然
(
ぜんぜん
)
不可解
(
ふかかい
)
であつた。
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
お島は絶えて聞くことの出来なかった、東京弁の懐かしさに
惹着
(
ひきつ
)
けられて、つい話に
晷
(
とき
)
を移したりした。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
しなくなした
前垂
(
まえだれ
)
がけの鶴さんや、
蝋細工
(
ろうざいく
)
のように唯美しいだけの浜屋の若主人に物足りなかったお島の心が、小野田のそうした
風采
(
ふうさい
)
に段々
惹着
(
ひきつ
)
けられて行った。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
惹着(ひきつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
惹
漢検準1級
部首:⼼
12画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“惹”で始まる語句
惹
惹起
惹付
惹入
惹出
惹寄
惹恨
惹行
惹爾日
惹吠奢爾