“悲泣”の読み方と例文
読み方割合
ひきゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
詩は、五言四絶ごごんよんぜつ、わずか二十字にすぎないが、同胞相剋どうほうそうこく悲泣ひきゅうとうらみを訴えて人の胸を打たずにおかない。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
袁傪は叢に向って、ねんごろに別れの言葉を述べ、馬に上った。叢の中からは、又、え得ざるが如き悲泣ひきゅうの声がれた。袁傪も幾度か叢を振返りながら、涙の中に出発した。
山月記 (新字新仮名) / 中島敦(著)
うわあッ! と直ぐ、あとは、よよと許りに悲泣ひきゅうする小児のような泣き声。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)