“恩典”の読み方と例文
読み方割合
おんてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
確かにそれは素晴らしい恩典おんてんだ、そして獨りで立つて行くことは、輝やかな喜ばしいことだらう——さうだ、私はそれを感じた——その想ひは私の胸をふくらませた。
そして私はそれを手に執つてもつとよく調べさせて貰ひたいとしば/\嘆願を重ねたが、これまではそんな恩典おんてんには價ひしないと見做されて拒絶され續けて來たものであつた。