“心噪”の読み方と例文
読み方割合
こころさわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しずかでいた眸よりは、心噪こころさわがしい眸のほうがいちばい美しさを増していた。とつぜん意中の者同士がなんらの前提もなく密会の機にめぐまれたようなときめきをすら義貞はとたんに覚えた。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)