“御鷹”の読み方と例文
読み方割合
おたか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、御鷹おたかをあつかわせては、黄瀬川きせがわ弁馬は、一人前じゃろう。——だが、まるで貴様は、世間を知らんじゃないか。
御鷹 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御鷹おたかを集める鳥刺しの中には、三間余りの竹竿を持って行って、あんなにはしっこい小鳥をもちで刺すのですから、並大抵の手練じゃございません。
お高は畑のあぜに雑草のはえている道を通って、御鷹おたか部屋御用屋敷のある一囲いのほうへ歩いて行った。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)